集団塾で学ぶことのデメリット

個別の事情をくんでくれないため、授業についていけなくなる

集団塾ではあらかじめカリキュラムが決まっているので、志望校を目指すときのゴールが決めやすいというメリットがあります。しかしカリキュラムが決まっているが故、生徒一人一人の理解度に授業を合わせることができず、授業についていけなくなる生徒が出てきます。一度授業についていけなくなると、それを取り戻すのには大変な努力が必要です。そういうことから、体調が悪くても塾を休めませんし、授業についていけなくなったプレッシャーが精神的な負担になります。最悪の場合、塾を辞めてしまうこともあります。

また、集団塾では生徒が大勢いるため、分からないことがあったときに講師に質問しにくい雰囲気があります。講師が教室を出た後に追いかけて質問すればよいのですが、講師が忙しいため講師を捕まえることができないといったことも起きるでしょう。質問ができないと、それが理解できないまま放置することになり、学習が遅れることにつながります。

講師と生徒との間に緊張感が生まれにくい

集団塾では多くの生徒がいるため、生徒同士がお互いに励まし合ったり、切磋琢磨し合ったりできるというメリットがある反面、人間関係がうまくいかないというケースが出てきます。学校と同じように生徒間に派閥ができて、授業がしづらくなる、いじめなどが起こる恐れがあるというデメリットがあります。そして塾の講師は生徒の人間関係まで面倒を見てくれないため、塾での人間関係の悪化が学力低下につながることがあるのです。また、集団塾では授業をしっかり聞かずに遊んでいたとしても講師に怒られるわけではないため、緊張感が失われて雑談をする生徒が現れ、徐々にそういう雰囲気が広がっていきます。そうすると、授業を真面目に受けている生徒は授業に集中できなくなります。